kinariのガラスロッドは膨張係数を合わせておりますので、基本的にA、B、Cシリーズは合わせて使用することができます。
Bガラスは発色が良く艶もあって美しいのが特徴です。
A(クリスタル)ガラスに比べると、冷め固まるのが早いので作業には少し慣れが必要です。
それぞれの基本組成の違いにより粘り気や冷め足が多少異るため、同じシリーズ同士よりも割れが発生しやすくなる場合がございます。
※クリスタル(Aシリーズ)とソーダ系(B、Cシリーズ)のガラスを混ぜてご使用になると、クリスタルに含まれる鉛成分とソーダに含まれる硫黄成分が溶け合い、化学反応で黒く変色してしまうことがあります。
ひとつの作品の中にお使いになりたい場合は、間にクリアガラスを挟み色ガラス同士が触れ合わないようにするなどの工夫が必要です。
膨張係数:128±3...ガラスが熱によって膨張する度合を表した数値。数値が大きいほど膨張しやすくなります。
徐冷点(転移点):430℃...この温度以上ではガラスに歪が入らない温度
軟化点:約550℃...ガラスが柔らかくなる温度
作業点:約720℃...ガラスが熔けている温度
■購入数1=90〜130gになります。
※ガラスは全て太さが若干異なります。 出荷の際には、ご注文のガラスの総量より多くなるように調整してお送りさせていただきます。