ガラスを重ねたり、となり同士に並べて電気炉(キルン)で焼く際に、ガラスが熱で膨張して動かないよう仮止めしておくフュージング用の糊です。
お湯、または水に少量のCMC粉末を溶かしてのり状にして使用します。
CMC粉末はダマになりやすいので、レシピ通りに溶かしてください。
CMCのりはパルプを原料として安全性が高く、また、焼成してものり痕がつきにくいのが特徴です。
ガラス同士の接地面に、液状にした少量のCMCのりを塗って固定します。
のりはあくまで仮止めなので、ほんの少しの量を塗ってください。(量が多いとのり痕の原因になります。)
お湯または水10ccに対し、0.2gのCMC粉末をダマにならないよう少しずつ入れながらかき混ぜます。
透明になり、あんかけ程度のトロミがつけばOK。
作った濃度でテスト焼成を行い、のり痕がつくようでしたら、濃度をさらに薄めてご利用ください。
※水に溶かしたCMCは劣化しやすいので、冷暗所に保管し、なるべく早めに使いきってください。
CMCのりを頻繁に使わない場合は、作る量をレシピの半分、1/4などに減らしてのりを作成されると良いです。
重量:約25g 成分:カルボキシメチルセルロース
※2022年2月価格を改定しました。